新陰流 天籟庵における教習課程のご紹介
1.参學圓之太刀
古式と呼ばれるもので、江戸中期以前の使い方です。
2.燕飛六箇之太刀
天籟庵では、柳生連也斎(以下、連翁)の使い方を中心に稽古します。
3.三学円之太刀
今使いと呼ばれているもので、連也型と呼ばれる事もありますが、連翁の使い方とは異なり、江戸後期に設定されたものです。
4.九箇之太刀
陰流、念流、神道流の太刀を整備したものと伝えられています。今使いから稽古いたします。
上記の稽古が一定の水準に達した後、
小転三位を伝授
1.参學圓之太刀・三学円之太刀 砕き
各太刀に三つ、計十五の変化があります。
2.九箇之太刀古式 砕き
九箇之太刀にも、江戸中期以前の古式太刀があり、また砕きも多くあります。
※砕き=変化
以上の順序で稽古してまいります。
この後、更に稽古を進めていきたい方は、
天狗抄之太刀(天狗抄太刀数構八)に入っていきます。
外伝試合勢法に関しましては、内伝(参學、三学、九箇等)を十分に稽古した後、必要に応じて行ってまいります。
※外伝試合勢法は膨大な数の技があり、覚えるだけで大変です。特に現代においては稽古時間も限られており物理的に全てを覚え、さらに精妙さを求めるのは不可能に近いと感じています。
外伝試合勢法の成り立ち、位置付け等に関しましては口頭での解説が必要となりますので稽古の際にお聞き頂ければと思います。